訓練日誌

-本日アジェンダ-

 

1限目
学科 グラフィックデザイン基礎⑥
「Illustrator」「Photoshop」グラフィックツールの復習

2限目
学科 グラフィックデザイン基礎⑥
成績考査について

3限目
学科 グラフィックデザイン基礎⑥
バックアップについて

4限目
学科 グラフィックデザイン基礎⑥
本日のまとめ

5限目
学科 グラフィックデザイン基礎⑥
本日のまとめ

 


 

ビットマップデータとベクターデータ

 

世の中にある画像というのはすべて、”ビットマップデータ”と”ベクト―データ”という2種類に分けられる。

ビットマップデータとは、ピクセルという細かい点を集めて作られた画像のこと。ピクセルが細かければ細かいほど、写真はより詳細な部分まで写すことができる。

しかしビットマップデータは拡大や縮小を行うと画像が劣化してしまうため、画質を保ったまま拡大
縮小することができない。


これに対して、

ベクターデータはビットマップデータのような点の集まりではなく、画像を構成する点と
線が数値化されているため、拡大縮小しても画質が劣化しないことが特徴で

実は、Photoshopでもベクターデータが扱える。

illustratorとPhotoshopの二つは

ソフト(アプリケーション)の類似した機能が多くあり、

illustratorは、イラストや絵を描くソフト(アプリケーション)

Photoshopは、写真を加工するソフト(アプリケーション)

と区別しておくこと。

 

バックアップについて

バックアップとは、コンピュータシステムで主にデータや
システムの状態を複製し、問題発生時の復旧に備えること
を意味する。

生産性

生産性が高い人とは、自分の業務に責任を持って、能動的に効率化を実現できている人のこと。

ムダなことを省くだけでなく、継続的に業務を効率化できる仕組み作りを、意識できているのも特徴になる。

生産性の低い人の特徴 まとめ

・睡眠に対する意識が低い・睡眠時間が少ない
→作業時間への意識・理解不足

 
・自分の1日の計画を立てる前に、メール・チャットを開き対応
→計画性への意識・理解不足

 
・働く時間が長い・休まない
→作業効率への意識・理解不足

 
・マルチタスク・あれこれ手をつける
→作業手順(段取り)への意識・理解不足

 
・目的とゴールを把握していない・ムダが多い
→目的(目標)の逆算への意識・理解不足

 

バックアップの具体的な方法について

データはコピーして3つ持つ

オリジナルの元データとは別に、バックアップを2つとる。
バックアップがひとつだと、元データとともにバックアップが消失してしまうリスクがあるため、3重にしておくのが安心。
また、万が一のファイル破損の対策にもなる。

2種類以上の機器にデータを保存する

常用する機器とは別に、バックアップとして、異なる種類の機器を使うこと。
例えば、同時期に購入した同じメーカー・型番の外付けHDDをバックアップに利用していた場合、経年劣化等により、同時にクラッシュしてしまう可能性がある。
NASと外付けHDD、などのように異なる2種類以上の機器で保存し、安全に管理する。

バックアップの1つは遠隔地で保存する

さらには保存機器を置く場所も、1つは遠隔地にしておくことがよい。
一か所にバックアップをまとめていると、地震や火事などの災害発生時に備えることができないので、事務所と自宅、会社の別支店といった場所を離しておくこと。
また1つはクラウド(オンラインストレージ)上にデータを置くのもおすすめ。
オンラインとオフライン、両方でバックアップをとっておけば有事の際も安心。

 

コピーしたデータの保存機器ついて

個人でデータの保存をする場合、多くの方が利用されている保存機器は「外付けHDD」になる。
外付けHDDは汎用性があり使いやすく、多くの方に利用されている。
しかし、磁気や振動、衝撃に弱く、耐年数は3~5年であり、長期保存には向かないので、大切な思い出のデータを保存するためには、
長期保存用光ディスク(M-DISK)を併用することがおすすめ。

USBメモリー

USBメモリーは長期保存に向いていない。

短期保存、移動手段として考える。

SDカード

SDカードは、スマートフォンやデジタルカメラなどのデジタル機器で広く使われ
ている記録メディア。

SDカードは、そのサイズから「SDカード」と
「microSDカード」に分けられる。

 
SDカードとは

SDカードは、幅24mm、長さ32mmの記録メディア。

おもにデジタルカメラやデジタルビデオカメラ、パソコンに使われますが、そのほかにも幅広く使われている。

最近のノートパソコンには、大抵このSDカードを挿し込めるSDカードス
ロットが搭載されている。

 
microSDカードとは


SDカードをさらにコンパクトにした記録メディアがmicroSDカード。

そのサイズは、幅11mm、長さ15mm、重さ約0.4gと極小。

携帯電話やスマートフォンをはじめ、タブレット、デジタルオーディオプレーヤーなどで使われている。
実は、SDカードとmicroSDカードの中間サイズとなる「miniSDカード」という記
録メディアも存在する。

このminiSDカードはおもに携帯電話向けに利用されていましたが、携帯電話やスマートフォンでmicroSDカードが使われるようにシフトしたため、現在ではほとんど利用されなくなっている。

外付けHDD

まず、パソコンにはデータを保存するための部品が内蔵されている。

いわばデータの倉庫のようなもの。

この部品のことを「ハードディスクドライブ(HDD)」という。
写真や動画、音楽、Exel・Word・PowerPointなどの文書ファイルを保存すると、この倉庫の中に保存される。
この倉庫は、パソコンに内蔵されているので「内蔵ハードディスクドライブ(内臓HDD)」とも言われる。
そして、この倉庫には大きさがあるが、この大きさのことを「ディスク容量」と言い、容量を表す単位
として「GB(ギガバイト)」「TB(テラバイト)」といったものが使われる。

 
家電量販店のパソコンコーナーに行くと、パソコンの値札に「HDD:500GB」とか「HDD:1TB」などと書かれているが、これがHDDの容量を表している(言い換えると倉庫の大きさを表している)
ちなみに1TBは1GBの約1,000倍で、正確には「1TB=1024GB」となる。2TBだと2048GB。
容量が大きければ大きいほど倉庫のサイズも大きくなるので、たくさんのデータを保存したければこの数字が大きいものを選べばよい。


だが、どんなに大きくても容量には限界があるので、あまりにもたくさんの動画や音楽などを保存してしまうと、いつかは容量がいっぱいになってしまい、それ以上保存することができなくなる。
そこで倉庫をもう一つ追加して、さらにデータを保存できるようにする。

この追加できる倉庫のことを「外付けハードディスクドライブ(外付けHDD)」と言う。

NAS

正式名は「Network Attached Storage(ネットワークアタッチトストレージ)」

通称「ネットワーク対応HDD」とも言われ、ネットワーク=LAN(有線でも無線でもOK)に直接接続するHDDで、ファイルサーバーとして活用する専用機器のこと。


自宅サーバーとNASの違い

ファイルサーバーはファイル管理を行うシステムであるのに対し、NASはファイルを保存するためのハードディスクという点が大きな違い。

ファイルサーバーは汎用型コンピューター上で動作しているため、複雑なユーザー管理ができるだけ
でなく市販ソフトウェアのインストールができるなど運用の柔軟性がある。


NASの利用用途は?

NASの基本的な用途は、「データの共有」「保存」「バックアップ」。

USBなどのハードディスクに保存している場合、接続されたPCのユーザーしかデータ
を参照できない。

しかしNASを利用すれば、ネットワークを経由して複数人で効率よくデータ管理できる。


NAS なぜ必要?

近年、各企業が顧客情報をデータとして保有するようになるが、社内の不手際や外部からのサイバー攻撃による情報流出のニュースが後を絶たない。

その点NASは、複数のPC間でのデータ管理と共有の手軽さに加え、社内ネットワーク
内でのバックアップ用ストレージとしても活用できるため、普及が進んでいる。

★M-DISC

一般的なデータの保存には、利便性やコストの観点からHDDやフラッシュメモ
リー(USBメモリーやSDカードなど)がよく利用されている。

しかし予期せぬ突然の故障や、うっかりデータを上書きや消去したりなど、大切なデータを生涯保
存するには適していない。

 
100年以上※保存が可能な「M-DISC」
M-DISCとは米国Millenniata社が開発した新しい記録メディアで、耐久性を高め
たブルーレイディスクやDVDのこと。

光・熱・湿度などによる経年劣化に強く、数百年※にわたってデータを保存することができ、データの読み込みは一般的なドライブで可能な為、思い出のある大切なデータや仕事のデータなどの保存に最
適な生涯保存用メディア。
1回記録用だからデータが消える心配なし物理的に上書きできない追記型ディスクは、データ改ざん・誤消去は原則的に不可能のため、大切なデータの保管に適しています。

 

遠隔地のバックアップにはクラウドがおすすめ

クラウドでバックアップを取る利点
・新たな機器を導入するコストが不要
・ネット環境があれば24時間、どこからでもアクセス可能
・万一の災害時に最小限のリスクで済む

24時間空調管理や24時間監視など、サーバにとって適切な環境を常にとり、また万が一の事態
にも常に監視を行い瞬時に復旧する体制が敷かれているので安心以上のようにクラウドをバックアップに使用することは安心・安全を得ることもできる。

 


 

仕事で使う候補

Dropbox(無料版)

Dropboxは世界中で7億人のユーザーに利用されているクラウドストレージ。
人気の理由は誰でも簡単に操作可能な高い操作性で、ファイルを共有できること。
パソコンやスマートフォンなど、さまざまな端末からアクセスできる。
またどんな環境下においても高いパフォーマンスを発揮し、独自の技術でアップデートの速さを実現している。
Dropboxは 高い操作性、スピード、セキュリティ において、おすすめしたいクラウドストレージ。

Google Drive

Google DriveはGoogleが提供しているクラウドストレージ。
特徴は操作性の高さで、GoogleフォトやGmailと同じような感覚で利用できる。
個人用のストレージとしても、ビジネス用のストレージとしても利用可能。
無料版は15GBまで利用でき、有料版にアップデートすればさらに多くの容量で目的に合わせた活用ができる。

OneDrive

OneDriveはさまざまな企業で導入されている、 マイクロソフトのOffice365の一部として利用可能 なクラウドストレージ。
Office365のプランを利用することで、OneDriveだけでなくワードやエクセルなどの多種多様な機能を利用できる。
他のサービスで作成した資料を、OneDriveでそのまま保存できるのもよい。
オフィスサービスとして長年の実績を持つマイクロソフトのサービスなので、操作性が非常に優れており、導入企業も数多く存在している。

Box

Boxは世界の高収益企業ランキングに載った、約70%の企業が利用しているクラウドストレージ。
世界では9万5,000社、日本国内でも5,200社を超える企業が利用している。
主であるビジネスプランはもちろんのこと、個人向けの無料プランや有料プランも用意されているのが特徴。
ビジネスプランは容量無制限で利用でき、必要とする機能によって料金が追加されている。
さらにBoxはクラウドストレージという概念ではなく、パートナーと団結してシステム開発の運用 を構築している。
企業が必要とするデザインや機能をカスタマイズすることで、独自のクラウドサービスの連携を可能としている。
セキュリティ面も充実しているため、多種多様な企業に人気のクラウドストレージ。

iCloud Drive

Cloud DriveはApple社の製品を使っている方向けのクラウドストレージ。
AppleIDだけでアクセスでき、5GBの容量を無料で利用でき、容量の追加も可能で、どのプランも非常にリーズナブルで利用できる。
Apple製品を利用しているユーザーだけのサービスではなく、Windows専用のiCloudもリリース されている。
iCloud Driveは、保存した画像やファイルをリアルタイムで共有可能で、他のスマートフォンやパソコンからも編集可能。
さらにオフラインでの編集も可能なので、インターネットに接続されていなくても編集できる。
次に端末がインターネットに接続された際にデータがアップロードされ、共有しているほかの端末にも自動でアップデートされる。

 

ファイル保存個人的小技として

1.命名規則を作っておく
2.ZIPファイルにしておく
3.とにかく時系列を付けておく

【例】

samplesdl_bnr_20230617_01_backup_20230622_01.zip
案件名 作品内容 時系列 通し番号 バックアップ 時系列 通し番号 ZIPファイル

 

企業で「バックアップ+作業管理」を徹底する事!

「報告・連絡・相談」の徹底的に
「未着手」と「対応中」と「済み」を徹底的に
「何時」「どこで」「誰が」「何を」「何故」「どうした」を徹底的に

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